
AF-S TELECONVERTER TC-14E III
1/500 f8 ISO800
JPGFINE撮影 PhotoshopCCでトーン調整
写真に正解はない、と言われるけれども、実は正解がないこともない。
正解を知っていて、OKラインが自分の中で気付けるか、もしくは築けるか。
その結果で作品の良し悪しが残念ながら決まってしまう。

1/500 f8 ISO800
JPGFINE撮影 PhotoshopCCでトーン調整
プロとアマの違いって何だろう。
「写真を生業にしている」と答えれば明確か。
写真で飯を食うって、ある意味とてもクレイジーだなとも思う。
こんなにスケジュールなどを含めて不安定な職業はないし!。
フリーランスという名を持つ人間の宿命ではあるんだけれど、なんの保証もない中で日々戦っている。
もちろん、サラリーマンも戦っているとは思う。
まずは依頼されて撮る写真がきちんと、期待通りに、またはそれ以上に撮れるというのもプロとして必要。
好き勝手に自分が「これがいい!!」と納得する作品を、時間やお金をかけて気ままに撮るのとはやや系統が違う。その気ままな写真を作品としても撮るんだけれども、食べていけるプロのフォトグラファーは、依頼にされる内容に適った写真が撮れてナンボ。
それを毎日のように繰り返している気力と体力とやる気を持ち合わせた人たちを、プロフェッショナルと呼ぶ。
そうなると、単純にそれぞれの作品を並べて、上手いの下手だの、だけでは語れない世界であることが少しは想像できるかな。

1/250 f8 ISO400
JPGFINE撮影 PhotoshopCCでトーン調整
さて、話をOKポイントに戻すと、プロはOKポイントが確立されているし、していて欲しいし、しかもそれが高い位置で確立されているし、確立されていて欲しい。
23歳の時に写真スタジオのカメラアシスタントとして入社してから23年。
その間に少〜〜しずつ高まってきているであろう、自分のOKポイント。
「いいじゃん!」とは思うけど「これで十分!」とは思えず。
こうやって死ぬまでOKポイントを高めたり広げたり、時にはひっくり返してみたりしながら歩んでいくのだろうね。