シンプルゆえの奥深さ

シンプルがゆえに
アプローチショットは奥深い

ここにズラッと並べてみる
まずはデルタのA350-900

実に落ち着きはらい
気品の高さを感じる

Nikon D5
AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
AF-S TELECONVERTER TC-14E III
1/1250 f8 ISO250

R2-D2とこうして対面したのは
案外初めてかもしれない

Nikon D5
AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
AF-S TELECONVERTER TC-14E III
1/1250 f8 ISO250

787塗装は
今のうちに撮っておかないとね

Nikon D5
AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
AF-S TELECONVERTER TC-14E III
1/1250 f8 ISO320

そして、トリプルセブンの-300ERは
やはり長い

Nikon D5
AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
AF-S TELECONVERTER TC-14E III
1/1250 f8 ISO250

収まりがいいのは-200ER

Nikon D5
AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
AF-S TELECONVERTER TC-14E III
1/1250 f8 ISO250

しかしながら、やはりジャンボの美しさには
惚れ惚れとする

Nikon D5
AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
AF-S TELECONVERTER TC-14E III
1/1250 f8 ISO250

と言いながら、A380の威圧感も好き

Nikon D5
AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
AF-S TELECONVERTER TC-14E III
1/1250 f8 ISO320

ヒコーキ写真というと
気象条件の奇抜さというか美しさに
作品性の高さが依存されている感が否めないが

ここ最近、シンプルな写真の奥深さに
意識が行っている

順光できっちり撮る

このことに集中することも
実に奥が深く
ある意味難しい

単に写し止めるだけ
と言えばそれまでなので
ピントと構図、露出が合っていれば
それなりにはなるのだが

定点的に撮ると
その機に最適な立ち位置というのは
当然のことながらそれぞれ異なることがよくわかる

それがわかる前提条件としては
単レンズで撮ることだ

今回は600mmに1.4倍テレコンバーターを装着し
840mm相当にしてフルサイズのカメラで撮っている

機体の長さが長くなればなるほど
立ち位置をどうすべきかは
上の写真を見ればお分かりと思う

この微妙な立ち位置の変化
それに伴うレンズ選択が頭に入っていると
あらゆる場面、例えば初めて取材で訪れた空港などで
応用が効く

とまあ、わざわざそんな手の内は明かす必要はないのだが
時間されあれば羽田や成田へ足繁く通うには
理由があるということ

シンプルがゆえの奥深さを知ってしまった以上
イメージトレーニングや思い込みだけでは
どうにもならない世界がある

Nikon D5
AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
AF-S TELECONVERTER TC-14E III
1/1250 f8 ISO320

成田のA滑走路(RWY34L)には
大型機ばかりがアプローチしてくるが
たまにA320やQ400も入ってくる

Nikon D5
AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
AF-S TELECONVERTER TC-14E III
1/400 f14 ISO320

A320からA380、B777-300ERまで

長さや大きさがまちまちなヒコーキが短時間で撮れるので
RWY34Lランディングの時は
とても素晴らしい撮影時間となる

それと同時に
その「奥深さ」をまざまざと感じる
時間でもある

ヒコーキ写真に正解はあるのか

Nikon D5 AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
1/500 f8 ISO125

この問いの答えとして

「自分が正解だと思えば正解だ」

といった内容の言葉を目にしたことがあるが
これには少し補足説明が必要だ

ヒコーキ写真に正解は、ある

ないはずがない

確かに、自分で

「これがいい!」

と思えれば、それでいい

自分でいいと思えずに
人に感動など与えられない

まずは自分で自分の写真に
酔いしればいい

もっと言えば
自分で自分の写真に酔いしれるほどに
レベルを上げたい

しかしながら、そのためには
ある程度の写真技術と写真を見る目とこころが
必要だ

撮ることが精一杯で
酔いしれる境地になれるとは思えないのは
容易に想像できよう

さて、その正解とやらは
いったいどこにあるのだろうか

写真の教科書か
それとも写真のテクニック本か

それとも、溢れるほどネットに氾濫している
写真の中か

フォトコンの上位写真が正解なのか

正解はそれぞれのこころの中にある

そして、ヒコーキ写真が上手くなる、ということは
その正解の数と領域が多く広く、そして深くなることだ

それぞれのこころの中にあるから
先述したように

「自分が正解だと思えば正解だ」

という一言になる

でも、実はこれでは答えになっているようで
答えになっていない

自分でその正解がわからないから

「正解がわかりません」

と質問したとしよう

「自分が正解だと思えば正解だ」

と答えられて、わかるだろうか

わかるはずがない

わからないのだから

簡単に言えば、自分の中の

「OKポイント」

を確立しいくことを強く意識する

よし!これだ!!

というある一定のレベルを
まずは確固たるものにする

JPGで撮ろうがRAWで撮ろうが
もっと言えば、iPhoneで撮ろうが
構わない

自分のOKポイントさえ、わかっていれば

光の捉え方や、構図の間や、立ち位置も含めて
写真における自分のOKポイントを確立しよう

そして、その確立のためには
そこに、ヒコーキが来たから、いたから
撮るのではなく
意図を持って撮ることだ

何をどう撮りたいのか

常にそれを意識すること

それを続けていれば
少しずつ確立されてくる

Nikon D5 AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
1/500 f8 ISO200

こうして目一杯翼を広げて
気持ち良さそうに飛ぶヒコーキを
自分も気持ちよく撮りたいものだ

気持ちいいとは
どういう状態か

撮りたいものを
撮りたいように撮り

そして

人からも認めてもらえること

そのためには

「自分の中の正解を確立する」

ことが重要だ

大いに迷い、悩み、苦しむ

そこを避けては先はない

人より抜きん出るということは

それなりの道を通ってきたのだから