月日が経つと写真は色褪せるのか

過去に撮影した写真たちをあえて振り返る時間を作ると決めた。暇なので(笑)。そこで過去写真を改めて見てみることによって、自らいろいろと感じてみようというのが趣旨だ。

カメラだってレンズだって、例えばクルマだって数年経てば恐ろしく進化している。古き良きものもあれば、中途半端に古いものもある。自分がどれだけ進化して、あるいは進歩しているのか。あるいはそもそもそれらを自認できるのかというのにも興味が湧く。

ヒョッとしたら、歳をとったのかねぇ。

これは2018年8月31日に伊丹空港で撮影した写真。およそ1年半前。やや苦しんでいた時期といえば時期だったかなと思う。あまりメイキング部分を語り過ぎるのはブランディング的に良いのか悪いのかはどうでもよくって、あの頃の自分もきっと自然体でシャッターを切ったんだろうなとは思える。

そもそもモチベーションっていう概念がないんですよ、私には。ヒコーキを撮りたい!ただそれだけがあるわけで。

取材日に早朝から撮っているのは至って普通のことだし、時間を作って自主的に撮りに行くのだって至って普通のこと。

「意識高いね」とか「モチベーション高いね」と言ってくださるのは嬉しいことだけれど、実は意識もなく、つまり無意識に空港にきて、撮っている。

ただそれだけなんだろうと思う。

ま、過去写真もたまにはこうして登場するので、お付き合いくださいな。

ガラス越し

皆さまこんにちは!航空写真家の深澤明です。

普段はわざわざガラス越しで撮影はしませんが、空港によってまたは状況によってガラス越しで撮影せざるを得ないこともあります。また、取材時にガラス越しで撮影しなければならないこともしばしばあります。

常に「忍者レフ」はカメラバッグに入っていますが、使ったり使わなかったりです。

この日は夕暮れ時の雨上がりでいい状況でしたので、いろいろと撮っていて楽しめました。

ほぼ真横から夕陽を浴びるこの季節は、日暮れまでいろいろと狙えますね。順光側の2タミへ立ち位置を取るか、逆光側で機体や翼への映り込み狙いなどで1タミへ行くか。どっちも狙いたくなって本当にワクワクいたします。

少しローキーにして、機体の滑り感を出してみたり。やや渋めのトーンで表現してみてもいい感じです。

ちなみに上の写真(JALのB767)は鹿児島空港の搭乗口横のガラスから撮ったテイクオフショットです。白色優先のオートホワイトバランス(Auto0)のJPEG写真ですが、まあまあの発色をしてくれています。

その写真をRAWデータから現像してトーンを整えるとこんな感じ。

このレベルまで持ってくることができれば、仕事でも通用する領域に入ってきます。なので普段からあらゆる状況で撮影して、JPEGデータの状態、RAWデータの現像を経験しておくことが大事なのです。

不思議とその経験が活きる場面が必ずきます。

樹木でいうと、根っこをいっぱい伸ばしている感じでしょうか。揺るぎない大樹となるために。