変化

ここ最近、自分が生み出す写真に
変化が出てきた

基本的には思うがまま
感ずるままに現像するだけなのだが
明らかな変化がある

これは私の内面的なことだから
興味のない人にはなんのこっちゃだろう

過去の私の現像はこうだった ↓

そして、今の現像は、こうだ ↓

ラーメンで言えば
濃厚こってり系から、あっさり系へと変化した

あまりコテコテにしなくなった

重厚感と質感が命
それが、嫌になった
わけではない

なんかね
全てにおいて機械のように
深澤を通して生み出される写真が
同じようなタッチでいることに
それほど重要性を感じなくなった

人は、それを、ブレという

深澤の写真がブレてきた
とある写真家から言われたことがあるが

何も知らないくせに
何言ってんだ

と聞き流したものだ

若い頃から生意気だったからね

ま、それはどうでもいいことで

色々な変化を
私自身が楽しんでいると言いたいわけではない

写真が「遊び」ではないからだ

仕事として写真を日々生み出す者にとって
生み出す写真たちの変化は
大きな意味がある

日々撮影していて
印刷の仕上がりをみて

というサイクルを繰り返すことで
自然とフィードバックされた部分もある

作品であれ仕事であれ
人に見ていただく以上は
自分本位の変化だけではいけないことに
薄々気づいていたが

真正面から向き合う覚悟が
ようやくできたのだろう

京浜島に行くとき

_dsc9278

Nikon D5
AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
1/1000 f8 ISO100
DxO OpticsPro11で現像

青空でヒコーキが撮りたいな

そんなときは京浜島つばさ公園に行く
しかも、午後遅い時間からがいい

_dsc9297

Nikon D5
AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
1/1000 f8 ISO125
DxO OpticsPro11で現像

この日はすでにルフトのB747-8は飛び去っていた
それからというもの、離陸はややアイドルタイムを迎える

エアバンドに入ってくるのはC滑走路ランウェイ34Rへの
着陸機ばかり

離陸機を撮るチャンスも少なく
アングルも退屈しそうなのだが
何か不思議と惹きつけるものがある

このショットは
D滑走路ランウェイ05からの離陸機と絡んでくれた

_dsc9346

Nikon D5
AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
AF-S TELECONVERTER TC-14E III
1/1000 f8 ISO200
DxO OpticsPro11で現像

できるだけ飛行コースから離れて
ヒコーキ全体を撮るのも楽しいが
やはりボクの性分だろう

少しでもヒコーキに近づきたい

その思いが溢れ出てる写真が
必然的に多くなる

それにしても
抜けのいい深く青い空だ

_dsc9464

Nikon D5
AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
AF-S TELECONVERTER TC-14E III
1/1000 f8 ISO250
DxO OpticsPro11で現像

実は夕方になりかけるときに離陸する
このJALのナナハチをどう撮るか
いつも考えている

とてもいい光線状態のときに
離陸してくれるからだ

それに加えてナナハチは
離陸するときの迎角が大きくないから
低く飛んでくる

翼をいっぱいに広げて
とても美しい

_dsc9497

Nikon D5
AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
AF-S TELECONVERTER TC-14E III
1/1000 f8 ISO250
DxO OpticsPro11で現像

かなり太陽は低くなっているから
お腹も部分までよく見える

現像して気がついたが
左エンジンのブラストを太陽があぶり出してくれて
機体に模様のように映っている

こういう写真に萌えてしまうのだ

_dsc9500

Nikon D5
AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
AF-S TELECONVERTER TC-14E III
1/1000 f8 ISO250
DxO OpticsPro11で現像

ナナハチの飛ぶ姿に見とれてしまい
ずっとその姿を追ってしまう

_dsc9508

Nikon D5
AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
AF-S TELECONVERTER TC-14E III
1/1000 f8 ISO250
DxO OpticsPro11で現像

あ、鳥がフレームインしてきた

撮りたいもの

MOZ_A330-300_HL7741_HND_20160610_0001

【Nikon D5 AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR
1/1250 f8 ISO160 DxO OpticsPro11で現像】

撮りたいものが何なのか
再認識した

そう、それはズバリ
ヒコーキそのものだ

ん? いまさら何を?

と思われるかもしれない

この日の京浜島つばさ公園での撮影

撮れば撮るほどテンションが上がり
地に足がついて行く感覚があった

MU_A330-300_B-6506_HND_20160610_0001

【Nikon D5 AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR
1/1250 f8 ISO125 DxO OpticsPro11で現像】

ヒコーキにどのように光が当たり
ヒコーキがどの角度から狙えるか

そもそも京浜島つばさ公園に向かった動機が
上記の2点からしか結論が出てこない点で
随分と極端なんだなとも痛感した

以前にも書いたが

風景写真が撮りたいのか
花の写真が撮りたいのか
よくわからないヒコーキ写真は撮らない

またそれらの写真に
何の魅力も感じない

ガツンとヒコーキを狙おうよ!

NH_B777-200_JA706A_HND_20160610_0001

【Nikon D5 AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR
1/1250 f8 ISO160 DxO OpticsPro11で現像】

夏のRWY22のランディング

タッチダウンポイント付近は
さすがに陽炎の影響がモロだ

ヒコーキへの光の当たり方は抜群だから
どうにかクリアでシャープな写真が撮りたい

結論として
京浜島つばさ公園の一番東側

城南島に一番近いポイントから
(ちょうど海とのフェンスに『立入禁止』の警告板がある辺り)
狙うのがいい

ヒコーキが宙に浮いているから
陽炎の影響はほぼない

青空抜けのショットも
さらにはタッチダウン直前のショットも狙える

一見地味なポイントだが
妙に興奮する狙いどころだ

JL_B767-300_JA8987_HND_20160610_0001

【Nikon D5 AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR
1/1250 f8 ISO160 DxO OpticsPro11で現像】

NH_B767-300_JA8669_HND_20160610_0001

【Nikon D5 AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR
1/1250 f8 ISO160 DxO OpticsPro11で現像】

ここからのアングルの写真て
あんまり見たことがなかったなと
不思議に思った

盛り土で隠れてしまう直前までなので
RWYと絡めようと思うとシャッターチャンスは短い

でも、それがまたいい

羽田らしいショットだなとも思う

午後はしばらく京浜島つばさ公園通いかな

NH_B787-8_JA801A_HND_20160610_0002

【Nikon D5 AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR
1/1250 f8 ISO160 DxO OpticsPro11で現像】

NH_B787-8_JA801A_HND_20160610_0003

【Nikon D5 AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR
1/1250 f8 ISO160 DxO OpticsPro11で現像】

それにしても
DxO OpticsPro11での現像
なかなかいい感じ

やっぱりヒコーキ写真の現像は
DxO OpticsProだね

朝陽か夕陽か

morningImage_HND_20160102_0004

あけましておめでとうございます
2016年もairliner.jp
を何卒よろしくお願いいたします

元旦からヒコーキに乗って取材をさせていただきまして
この上なく幸せなスタートを切らせていただきました

1月には海外取材も複数予定されており
いままで以上にエアラインの魅力
ヒコーキ写真の面白さに
どっぷり浸かります

さて、ヒコーキ写真といえば
夕陽絡みの写真をよく目にします

沈みゆく太陽とヒコーキ
絵になりますね

ボクはここ最近
夕陽よりも朝陽です

はじまりを感じさせる空気感や
次第にちから強くなってゆく太陽の光が
とてもいいのです

morningImage_HND_20160102_0001

好きな撮影ポイントは
京浜島つばさ公園

空が広く伸び伸びと撮影できます

冬季限定といっていいですね
太陽の位置もさることながら
京浜島自体22時から6時まで
立ち入り禁止となっていますからね

今頃が撮影シーズンといえます

morningImage_HND_20160102_0002

基本的にはヒコーキを大きく撮りたいボクですが
きれいな空をバックにした写真は別です

刻々と変化していきますから
ヒコーキが飛んでくるタイミングを狙って
じっくり待つのが好きです

morningImage_HND_20160102_0003

この惑星を思わせる空
いいです

雲とヒコーキ

NH_B787-9_JA830A_HND_20150921_0002

雲について

雲があると
ヒコーキ写真に表情が出てくる

ファインダーで覗いていると
それこそ一瞬の反応だけれども
絵作りは楽しい

写真にできる間
といっていい

雲は刻々と変化する
ありきたりな言い方をすれば
一期一会

二度と同じ光景には出会わない

ただし、あくまでも主役はヒコーキなのだ
雲は助演でしかない

素晴らしい引き立て役をどう抜擢するか
そのキャスティングはこちらにある

NH_B787-9_JA836A_HND_20150921_0002

ヒコーキついて

主役を誰にするか
それによって立ち位置が変わる

これらはすべて超望遠単レンズで撮影したものだから
ヒコーキとの距離感は自分の足で稼ぐ

ボクはこの日
B787-9を主役と決めた

当然のことながら
B777-300やB747-8Iの真横ははみ出たし
B737-800や-700は小さすぎた

それらも狙うのであれば
エアバンドを聴きながら
その都度足で稼げばいい

それにしても狙うたびに思うが
B787-9はシルエットのバランスがいい

B787のスマートさを
一番感じる長さかもしれない

主翼の形も強調したかったので
右旋回し始めたこの瞬間が狙い目

本当は
はみ出さんばかり画面いっぱいに撮るのが好きなのだが
ヒコーキ単体で掲載されることを狙う写真か
デザインしやすい写真を狙うか

つまりは編集する人のデザイン心をくすぐる写真
レイアウトで融通の効く写真

ヒコーキ写真をどう世の中に出すか
アウトプットまで考えた写真

正解がない世界だからこそ
追求し続ければならない

JL_B787-8_JA833J_HND_20150921_0001

静けさ
無音
現実ばなれしている感覚

B787-8のスマートで静かなテイクオフ 

JALのB787-8の写真で
この日の撮影を切り上げた

曇りの状態であまり撮影はしないのだが
この写真はかなり気に入っている

フラットな柔らかな光
真っ白な塗装のJAL機
そして、穏やかで優しい空と雲

主脚収納扉が閉まりきっていないのが
またいい

LH_A340-600_D-AIHQ_HND_20150921_0001

A340-600は長細い

B787-9がスマートなら
A340-600はやせすぎ、かな

でもこのクラスのエアバス機は
飛んでいる姿が美しい

離陸シーン

NH_B787-8_HND_2015808_01

羽田空港のデッキで撮影していると
いろいろな人に声をかけられる

「JALのダッフィーはどこを通っていきますか?」

「嵐ジェットは?」

「ここからは着陸しか見れないの?」

「そのレンズは何ミリですか?」

エアバンド聴きながら
立派なカメラとレンズを持っていれば
それなりに詳しい人と思われるのだろう

「そのレンズ重いんですか?」

と聞かれたこともある

声を掛けずらいと思われていないのは
いいことかもしれない

この写真を撮った京浜島では
誰も近寄ってこなかったけれどね