【2019.5.16】夕陽に輝く機体

この1機だけが、見事に夕陽に照らされて輝いてくれた。

こういうドラマティックな光景に出逢えたら、JPG撮影のデータで十分。

ちょうど濃度の濃い雲がバックになってくれて、ラッキーだった。

富士フィルムのベルビア50を思い出す発色だね。ISO64相当で撮影して、いつも1/2増感していた。

ベルビアだともう少しオレンジっぽく写るし、もう少しコントラストが高くなる。

ま、ベルビアを語ると思い出話になってしまうが、デジタルのJPG撮影でこの仕上がりなら、文句はない。

【2019.5.13】さくらの山

日没直前のテイクオフシーンをさくらの山から

この日はドン曇りだったこともあり、撮影者も少なかった。

成田空港での取材を終えてターミナルの駐車場から空を見上げると、西側だけ雲が途切れていて妙に明るい。

そこで、さくらの山へ行ってみることにした。

狙っていたのは上の写真ではなく別アングル太陽からの直接の光は必要なかったのだが、日没直前にダイレクトに光が当たった。

いい角度から光が当たるね、この季節は。

ちなみにこれはJPG写真だ。

RAWとJPGの差が出るのはどこか

Nikon D5 AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
1/1600 f8 ISO100 RAW 撮影
DxO PhotoLab 現像

Nikon D5 AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
1/1600 f8 ISO100 JPG FINE 撮影

順光の青空抜けで撮影したヒコーキは
RAWで撮ってもJPGで撮っても

JPG撮影でのカメラでの設定次第ではあるが
仕上がりにそれほどの差はないと思う

では、どんな時にその差がハッキリと現れるのか

さらに言えば、どこを意識しているから
RAW撮影にこだわっているのか

答えは上の写真にある

この状況下で撮影したとき
頭の中では上の写真の仕上がりをイメージしている

ところが、順光時にはそれほど差を感じない
ある程度追い込んだJPG設定でも
さすがに下の写真はイメージ通りには仕上がっていない

この、逆光下での明暗差の大きな場面で
ヒコーキのシャドウ側
つまりはレンズから見えている太陽の影の部分を
完全シルエットにはしたくない

でも、起こしすぎると
つまり明るく持ち上げすぎると
写真全体に締まりがなくなる

さらに、雲や空、それに太陽の光のパワーを
背景としてダイナミックに表現したい

ここで核心なのだが
目の前の光景をただ写し止める

つまりは記録することが
写真本来の持つ意味であり
目的でもある

その意味では
JPG撮影の写真が
写真本来の目的を果たしていると言える

だが、それは単なるヒコーキが写っている写真であり
人の心に感動を与えるものになっているかどうか

なっていればそれはそれで良い

胸の内はこうだ

ヒコーキ写真と言えど
アート作品にまで昇華させたい

そう、「作品」にしたいのだ

1枚へのこだわりは
この「作品」にまで昇華させる意欲

それを具現化するために必要な道具の一つが
お気に入りの現像ソフト

ワタクシで言えば

DxO PhotoLab

ということなのである

では、JPGでは作品にならないのか

ワタクシは、ならないと思っている

現像ソフトによる追い込み、味付けがあってこそ
その写真家の想い、狙い、湧き出てくる芸術性が
写真に吹き込まれると思うから

もっと言えば
現像ソフトを使うということは
撮影時に思い描いていた仕上がりのイメージに
仕上げていく作業に他ならない

まさに想いをカタチにする作業

それが現像という工程だ

あれこれ悩み
こねくり回すものではない

ロサンゼルス国際空港 クラターズ・パーク

EK_A380-800_A6-EEO_LAX_20160303_0002

《EK A380-800 A6-EEO》
【Nikon D4 80-400mm f/4.5-5.6 1/1000 f8 ISO200】

A380のテイクオフショットをこれほど近くで撮影したのは
初めてかもしれない

ANAの国際線定期便就航30周年のCA歴代制服特別フライトの取材で
成田から飛んだロサンゼルス

現地時間の午前9時すぎに到着し
折り返しは翌日0時5分発の羽田行きだったので
現地で9時間ほど時間があった

同行した他のメディアは皆さんウェブ媒体なので
現地到着後すぐに執筆作業に入っていた

ボクだけ単独行動だ

空港のセブンイレブンで食料と飲み物を買い込み
迷わずタクシーでロサンゼルス国際空港のベストポイントと言われる
クラターズ・パーク(Clutter’s Park)へ向かった

clutters-park_LAX_20160303_0004

さすがは有名な撮影ポイント
カメラを構える人たちで賑わっていた

そして皆さんCanonだ

「Canonはアメリカで強い」

と聞いたことがあるが
その現実を目の当たりにした

EK_A380-800_A6-EEO_LAX_20160303_0005

《EK A380-800 A6-EEO》
【Nikon D4 80-400mm f/4.5-5.6 1/1000 f8 ISO200】

A380はこのエミレーツ含めて2,3機
クラターズ・パークから一番近いRWY25Lから
テイクオフしていった

ロサンゼルス国際空港は4本の滑走路があり
クラターズ・パークからよく見えるのは手前側の
RWY25LとRWY25Rだ

ターミナルビルの向こう側がRWY24LとRWY24Rだが
実はポイントに到着してよく観察していると
RWY25Rからテイクオフするのは
アメリカ国内線の比較的小さな機体ばかりで
国際線の大きな機材はRWY24Lからのテイクオフが多かった

AIRLINEの5月号でご紹介したように
ANAの005便成田行きを最大のターゲットにしていたので
これはもしやハズれたかと不安になった

下調べしてきてANAのB777-300ERは
RWY25Rからのテイクオフだと信じていたが
初めて来た撮影ポイントなので
現場でしか感じることや観察することができない
感覚的な部分の確信や予想が全くない

しかも、ANA便以外の国際線は皆全てRWY24Lへ向けたプッシュバックをしている

だが、思わず

「やったー!ありがとー!」

と叫んでしまい周りから笑われたのだが
005便は見事にRWY25Rからテイクオフしてくれた

20160303_ANA_NRT-LAX_0494

《NH B777-300ER JA780A》
【Nikon D4 80-400mm f/4.5-5.6 1/1250 f9 ISO100】

ちなみにその後のJAL便やその他のアジア便は
RWY24Lからテイクオフしていった

さてそれから夕方まで、トイレも行かず
買い込んだ食料と飲み物だけで
たっぷりと撮影を楽しんだ

SV_B777-300_HZ-AK18_LAX_20160303_0001

《SV B777-300 HZ_AK18》
【Nikon D4 80-400mm f/4.5-5.6 1/1000 f8 ISO100】

視程もそれほど良くなく
太陽もあまり出てくれなかったが
目まぐるしく動き回るヒコーキたちに釘付けとなった

日本では見ることができないサウジアラビア航空

LX_A340-300_HB-JMC_LAX_20160303_0001

《LX A340-300 HB-JMC》
【Nikon D4 80-400mm f/4.5-5.6 1/1250 f9 ISO100】

だが、夕方近くになると
太陽が顔を出してくれるタイミングもあり
とても嬉しくなった

AA_A321-200_N118NN_LAX_20160303_0001

《AA A321-200 N118NN》
【Nikon D4 80-400mm f/4.5-5.6 1/800 f8 ISO400】

まさに太陽に向かってのテイクオフ
クラターズ・パークは1週間ぐらい連続して狙ってみたくなる撮影ポイントだ

clutters-park_LAX_20160303_0005

clutters-park_LAX_20160303_0001

clutters-park_LAX_20160303_0002

子供達も夢中でヒコーキを見ていたり写真を撮ったり
おじさんが真剣にヒコーキを狙っていたり
ファーストフードを買い込んでクラターズ・パークのテーブルとベンチで食べていたりと
皆の憩いの場ともなっていた

20160303_ANA_NRT-LAX_0502

《NH B777-300ER JA733A》
【Nikon D4 24-70mm f2.8 1/100 f5.6 ISO800】

日も暮れかけ再びタクシーでターミナルビルへ戻った

国際線ターミナルとターミナル3の間で
羽田から到着して翼を休めているANAのB777-300ERを
望むことができた

空もマゼンタ色に染まり
とてもいい雰囲気だった

AIRLINE(月刊エアライン)4月号

201604AIRLINE_01

2016年2月29日発売の
AIRLINE(月刊エアライン)4月号

表紙はダラス・フォートワース空港のランプエリアで
撮影させていただいたJALの787-8です

JL12便 成田=ダラス・フォートワース線フライトレポート
787で飛ぶダラス そして、その先へ

中央ヨーロッパと結ぶ翼、LOTポーランド航空日本乗り入れ!
成田→ワルシャワ初便 LOT80便に乗る。

日本トランスオーシャン航空 BOEING737-800
2月10日、那覇=福岡、那覇=宮古でデビュー!

ピーチ 羽田=ソウル・仁川線就航
羽田国際線第二弾も深夜早朝便でGO!

今年6月、ついに国際宇宙ステーションへと旅立つ
ANA767パイロットから宇宙へ!
大西卓哉 宇宙飛行士

今月の機内食

などを担当させていただいております

お手にとってご覧いただけますと幸いです

さて、ダラス・フォートワース空港の話題を少しだけ

20160125_JAL_DFWap_0009

JL12便がダラス・フォートワース空港に到着するのは夜明け前です

入国後ターミナルに隣接する駐車場へ行ってみると
見事な日の出を迎えることができました

日本で見る太陽とは少し違い
オレンジ色も濃かったのが印象に残っています

それにしても、ダラス・フォートワース空港はアメリカン航空だらけ!

当たり前か
アメリカン航空の本社がある同社のハブ空港ですからね

20160125_JAL_DFWap_0055

新塗装は「ザ・アメリカン」といった感じで好きですが
やはりボクのイメージはこのポリッシュ塗装がいまだに強烈です

20160125_JAL_DFWap_0219

20160125_JAL_DFWap_0259

JALの成田=ダラス・フォートワース線は
4月末発売の「航空旅行 VOL.17」のJAL特集でも
フライトレポートが掲載されます

現地ダラスやフォートワースの観光地のご紹介と
成田への帰り便も取材を敢行

こちらも合わせてご期待ください!