B777 JPG FINE 撮影 Nikon D6 羽田空港

デッキからの難易度が上がる?

羽田空港第2ターミナル展望デッキからの撮影にはヒコーキ撮影の醍醐味が詰まっていることは幾度となく触れているけれども、それと同時にとても奥が深く、とある航空写真家は「上級編」と位置付けておられるほど。

ランプ内の電柱によって串刺しになる箇所が多い上に、駐機中の機体のAPUによってメラメラになる部分が多いのがその要因に挙げられる。

ところが、最近は地球温暖化への配慮からGPU(地上動力装置)」によって電力を確保してAPU(補助動力装置)を出発直前まで使用しない傾向になっており、ダクトをつないで空調もなされているため、APUの影響がモロに出る、という訳でもなかった。

撮影の難易度が高いことには変わりないけどね。

そんな駐機中の光景がここ最近変化が起きており、駐機中APUが稼働したままの機体が実に多い。

理由は何を隠そう「新型コロナウイルス感染拡大防止」の観点からAPUを稼働させたまま、機内の換気を十分に行っているようなのだ。

ANAの取り組みを解説しているANA Care promiseのウェブサイトの「機内」の項目の5番に『機内の換気を徹底』とあるが、その中で(換気システムは地上在機中も作動)と明記されている。

これがAPU稼働の要因であろうと思われる。

搭乗者にとっては安心できる取り組みであるし、地球温暖化対策と新型コロナウイルス感染拡大防止対策との両立の難しさを表している状態とも言えるのではないだろうか。

さて、ヒコーキ撮影する人からのアングルで話をすると、駐機中のAPU稼働率が上がったことで2タミデッキからの撮影の難易度がさらに上がったといっても過言ではない。

実は1タミも当然しかりで、ガリバーデッキからRWY34Lに着陸する機を海バックで遠目に狙う場合、元々ターミナルビルからの空調などの排気でなかなかクリアに撮れる時が少ないが、さらにAPUの影響が加味されることとなり、こちらも難易度が上がった印象だった。

緊急事態宣言時展望デッキが閉鎖されていたことを経験したことで、当たり前のように撮影できるこの環境に心から感謝する想いなのだが、APUの排気を掻い潜ってショットをモノにするという新たなチャレンジ精神をくすぐる展望デッキへと、密かに変貌しているから面白い。

全国的に感染者が増加傾向にあり、GoToトラベルキャンペーンの一時停止地域も出てきている現状では、なかなか思うように遠征を楽しむ気持ちにもなれないかもしれないが、もし空港へ足を運んだ折にはヒコーキのお尻に要注目だ!(笑)。

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