JPG FINE 撮影 Nikon D5 羽田空港

空を見上げると

昨日、取材の集合時間まで少し時間があった。羽田空港のターミナル3から外に出てみた。すると大きなエンジン音が響きわたった。「ゴーアラしたか」とふと空を見上げるとRWY22をゴーアラウンドした機が大きく右旋回をしていた。強烈な南風だったので、心理的にはRWY16で降りたぐらいの横風だっただろう。

「こんな大変な時期に取材?」

と思われる方もいるだろう。この前の日に遠い地で開催された取材機会でも

「正直この機会を実行することは相当悩みました」とエアライン側は苦悩された心理を語ってくれていた。

この日の羽田での取材でも「このような状況の中、よくぞおいで下さいました」とエアライン側から御礼をいわれたが、こちらこそこのような状況の中よくぞ取材の機会を与えて下さいました、と心から思った。

当然のことながらマスク着用は必須で手のアルコール消毒を行ってからの取材だったが、航空史の観点からしてもそういった光景も歴史の1ページとして残しておくべき写真だし、未来への教訓になることだってあり得る。

「欠航」の表示が並ぶ電光掲示板も、野次馬根性などはひとかけらもなく、ただただ粛々と記録しておこうという考えだ。

時折滑走路を望む場所での取材であったが、エンジン音があまり聞こえてくるシーンがなく、さみしい想いをしていた。

「非常事態宣言」や「首都閉鎖」の可能性が声高に叫ばれる日々だが、報道されている「陽性」と診断された人の数はどれだけ正確なのか、全くわからない。

氷山の一角と捉えるべきとも思う。

ここにヒコーキが飛んでくれたら、なんて思いながら空を見上げていた。

空ってやっぱり良いね。時計に目をやった。集合時間が迫っており、ターミナル内に戻った。

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