カメラという存在

カメラが好き。レンズが好き。写真が好き。撮るのが好き。仲間が好き。ヒコーキが好き。空港が好き。

それぞれ動機やきっかけが違っていても、カメラを片手に空港やその周辺に繰り出す。

一眼レフかミラーレスかの話題も一通り盛り上がっているが、カメラというものが単なる道具ではなく、撮る人の心を踊らせるものという認識も生まれる。

プロフェショナルとしてカメラを扱う私としては、プロ野球の野手でいうならバットやグローブに相当する、大事な大事な商売道具だ。

「カメラは消耗品」といえばある意味では消耗品だけれども、愛着も大きい。

Nikon F810 , F3 , F4 , F5 , D1 , D70 , D200 , D2X , D90 , D3 , D300 , D3S , D4 ,D810 , D5 と歴代のニコンのカメラを使って写真を撮ってきたが、中でも印象深く忘れられないカメラは、初めて手にした F810。憧れ続けてついに手に入れた時とシャッター音が大好きだったF4。フリーランスになって不安だった想いを一回一回のシャッター音で打ち砕いていったD3S。そして、いまのD5だ。

Nikon D5は上のSWISSトリプルの写真でシャッター回数が「415,622回」に達している。

これが多いか少ないかは特筆すべきことではないけれども、2度基盤交換しているし、周りのラバー部分も2度ほど交換。マウント部分も2度交換している。

2016年の4月から私の仕事を支え続けてくれた功労機なのは間違いない。

Nikon D4は晴天時に太陽光モードで撮影してもややしっくりこなかったし、オートホワイトバランスにもやや難点があった。むしろNikon D3Sの方が太陽光ではしっくりきていた。

それに比べると、ミックス光(例えば太陽光と蛍光灯、太陽光と水銀灯など)での撮影時に良好な結果が得られ、プロとしてはかなり助かったのがD5だ。

カメラマンの教訓として「機材の自慢はするな」というものがあるのだが、自慢する気はまったくなくって、カメラという存在は尊いものだし、カメラなくして仕事はできないからとても大事なこと。

だから、たまにはカメラの話も良いよね。