月別アーカイブ: 2017年10月

特別感

憧れていた
空港の制限区域内でヒコーキを撮ることを

一番最初に制限区域に入って仕事させていただいたときは
それはそれは興奮した

しかし、その興奮もおかげさまで遠い記憶

数え切れないほど、そして様々な空港で
入れてもらっている

特別な立場にいる

ということは十分自覚するようにしている

仕事とはいえ
制限区域に入れてもらうことが
当たり前ではないのだから

当たり前だ、と思った瞬間
全てが終わりへと向かう気がしている

人間は弱いものだし
勘違いをするもの

心して生きていかないと

そういう日々の意識は
とても大切だ

変化

ここ最近、自分が生み出す写真に
変化が出てきた

基本的には思うがまま
感ずるままに現像するだけなのだが
明らかな変化がある

これは私の内面的なことだから
興味のない人にはなんのこっちゃだろう

過去の私の現像はこうだった ↓

そして、今の現像は、こうだ ↓

ラーメンで言えば
濃厚こってり系から、あっさり系へと変化した

あまりコテコテにしなくなった

重厚感と質感が命
それが、嫌になった
わけではない

なんかね
全てにおいて機械のように
深澤を通して生み出される写真が
同じようなタッチでいることに
それほど重要性を感じなくなった

人は、それを、ブレという

深澤の写真がブレてきた
とある写真家から言われたことがあるが

何も知らないくせに
何言ってんだ

と聞き流したものだ

若い頃から生意気だったからね

ま、それはどうでもいいことで

色々な変化を
私自身が楽しんでいると言いたいわけではない

写真が「遊び」ではないからだ

仕事として写真を日々生み出す者にとって
生み出す写真たちの変化は
大きな意味がある

日々撮影していて
印刷の仕上がりをみて

というサイクルを繰り返すことで
自然とフィードバックされた部分もある

作品であれ仕事であれ
人に見ていただく以上は
自分本位の変化だけではいけないことに
薄々気づいていたが

真正面から向き合う覚悟が
ようやくできたのだろう