月別アーカイブ: 2016年11月

京浜島に行くとき

_dsc9278

Nikon D5
AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
1/1000 f8 ISO100
DxO OpticsPro11で現像

青空でヒコーキが撮りたいな

そんなときは京浜島つばさ公園に行く
しかも、午後遅い時間からがいい

_dsc9297

Nikon D5
AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
1/1000 f8 ISO125
DxO OpticsPro11で現像

この日はすでにルフトのB747-8は飛び去っていた
それからというもの、離陸はややアイドルタイムを迎える

エアバンドに入ってくるのはC滑走路ランウェイ34Rへの
着陸機ばかり

離陸機を撮るチャンスも少なく
アングルも退屈しそうなのだが
何か不思議と惹きつけるものがある

このショットは
D滑走路ランウェイ05からの離陸機と絡んでくれた

_dsc9346

Nikon D5
AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
AF-S TELECONVERTER TC-14E III
1/1000 f8 ISO200
DxO OpticsPro11で現像

できるだけ飛行コースから離れて
ヒコーキ全体を撮るのも楽しいが
やはりボクの性分だろう

少しでもヒコーキに近づきたい

その思いが溢れ出てる写真が
必然的に多くなる

それにしても
抜けのいい深く青い空だ

_dsc9464

Nikon D5
AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
AF-S TELECONVERTER TC-14E III
1/1000 f8 ISO250
DxO OpticsPro11で現像

実は夕方になりかけるときに離陸する
このJALのナナハチをどう撮るか
いつも考えている

とてもいい光線状態のときに
離陸してくれるからだ

それに加えてナナハチは
離陸するときの迎角が大きくないから
低く飛んでくる

翼をいっぱいに広げて
とても美しい

_dsc9497

Nikon D5
AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
AF-S TELECONVERTER TC-14E III
1/1000 f8 ISO250
DxO OpticsPro11で現像

かなり太陽は低くなっているから
お腹も部分までよく見える

現像して気がついたが
左エンジンのブラストを太陽があぶり出してくれて
機体に模様のように映っている

こういう写真に萌えてしまうのだ

_dsc9500

Nikon D5
AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
AF-S TELECONVERTER TC-14E III
1/1000 f8 ISO250
DxO OpticsPro11で現像

ナナハチの飛ぶ姿に見とれてしまい
ずっとその姿を追ってしまう

_dsc9508

Nikon D5
AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
AF-S TELECONVERTER TC-14E III
1/1000 f8 ISO250
DxO OpticsPro11で現像

あ、鳥がフレームインしてきた

逆光側に立つ

_dsc1421-1

【Nikon D5 AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR
1/1000 f8 ISO100 DxO OpticsPro11で現像】

日の出とともに出迎える着陸機を
どのポジションから狙うか

ボクは逆光側に立つことが多い

その心は

_dsc1422-1

【Nikon D5 AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR
1/1000 f8 ISO100 DxO OpticsPro11で現像】

太陽の低い光を使って
ヒコーキにハイライトを入れたい

というのが根底にある

若い頃は広告写真スタジオ勤務だったので
しこたまライティングして写真を撮っていた

いわゆるブツ撮りだ

その際、ブツの立体感やツヤ感、メリハリ感を出すために
グリットおかまにハニカムをつけて(光を集光するもの)
逆光サイドからカツンと光を当てていた

そのライティングの感覚が
根底にある

_dsc1461-1

【Nikon D5 AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR
1/1250 f8 ISO100 DxO OpticsPro11で現像】

これが本当のブツ撮りなら
手前からストロボを当てるか
レフ板で起こすのだが
ヒコーキはそのままが一番いい

ライティングするのは楽しかった
ただ、心の中では潔くない気もしていた

光を作ることはとてもクリエイティブなことだし
人と違う世界観を作り出せるもの事実

_dsc1464-1

【Nikon D5 AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR
1/1250 f8 ISO100 DxO OpticsPro11で現像】

そこで行き着いた境地は
同じライティング下で写真を撮り
差が出る世界で勝負したい

一言でいえば、これに尽きる

狙いを明確にして
光を読み
立ち位置を決め
レンズを選択し
露出を合わせる

これほど言い訳できない
潔い世界が他にあるだろうか

もちろん被写体は
大好きなヒコーキで

もがきながらも
真剣にスタジオライティングをしてきたからこその
深澤らしいヒコーキの撮り方

逆光側に立つことの意味を考えるだけで
苦々しい思いと清々しい気持ちとが混ざり合う複雑さが
ボクの歪みにもなり素直さになり
チカラにもなっているんだと

最近ようやく気がついたところだ

カラーとモノトーン

_dsc6371

【Nikon D5 AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR
1/1000 f8 ISO100 DxO OpticsPro11で現像】

成田空港さくらの山にある空の駅さくら館内にある

FLIGHT SHOP CHARLIE`S

チャーリィさんから

「オープニングの日は来なくてもいいから」
普段の日に立ち寄ってよ、と言われており
成田での取材前にようやく立ち寄ることができ
何点かグッズを購入した

せっかくさくらの山に来たのだから
ヒコーキを撮ろうとロクヨンにD5をつけて出動

RWY34Lからの離陸機を狙った
といより、スピードバード1機狙い

この日の夜は
「ウルトラスーパームーン」
が68年ぶりに観賞できるとあって
盛り上がるはずだが、、、

成田はあいにくの曇り空
そして夜は雨の予報

まあ曇りでも雨でも
ヒコーキは飛ぶわけで
写真だって当然撮る

ただ、頭の中では

カラーのままでいくか
いっそモノトーンで表現するか

ということを考えている

曇り空だからモノトーン

はマイナス思考から来ているのかと問われれば
半分正解で半分は不正解

前にも書いたが
曇り空のときは晴れの日よりも
表現の幅が広がるイメージを持っている

晴れの日ではシャドウで隠されてしまっているかもしれない
機体下部の細部まで光が回り込んでいるため
見えないところまで見えてるからだ

_dsc6371-1

ちなみにモノトーンへの表現は
Adobe Photoshop CC の

「チャンネルミキサー」

で行っている

その手法はいづれここで触れたいと思う

あくまでも写真は
最終形態をイメージして撮る

カラーでバッチリ綺麗に仕上げたいのか
モノトーンで仕上げたいのか

重厚に仕上げたいか
ポップな雰囲気で仕上げたいか

現像ソフトでなんとかなる
もしくはなんとかする

といった感覚は一切持たず
この最終形態をイメージして撮る

それを元に撮影されたRAWデータからでこそ
結果的にいい写真に仕上がることを忘れてはならない

同じRAWデータから作成された
カラーとモノトーン

比較のために上下に並べておく

_dsc6371

_dsc6371-1

分岐点

_dsc1347

【Nikon D5 AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
8sec f8 ISO100  DxO OpticsPro11で現像】

事実上の夜の長時間露光ヒコーキ撮影の1枚目

正直、今までほとんど三脚つけての
長時間露光によるヒコーキ写真を撮ってきませんでした

信条は、昼間の強い光で迫力のあるヒコーキ写真

そこにだけこだわって生きてきました
それはそれで必要なことだったと思っています

しかしながら、航空写真家として名乗っている以上

「夜のヒコーキ写真の世界は知りません」

では、済まされない

「プロはオールマイティでいてほしい」

そうアドバイスをいただくまでになりました

ある意味、航空写真家としての存在を認めていただいたのだなと

と同時に、航空写真家ならヒコーキ写真のことについては
なんでも精通していてほしい

その期待の裏返しであると感じています

頭ではいつか撮らなきゃ、と思いつつ
行動に移してこなかったのも
まだまだ覚悟が足りなかったのかもしれません

やる以上は、生半可な気持ちで臨みたくない

生意気にも
夜景はそもそも光が綺麗なんだから
綺麗な写真になるに決まっている

だから、腕の差が出る朝から夕方で
勝負するんだ

ぐらいに思っておりました

このまま堅物のまま歳を重ねていくか
柔軟に幅を広げていくか

その先にある世界は
全く違うものとなるでしょう

早朝から夕暮れ時までの航空写真家から
脱皮しようとしている今を隠すことなく
ここの記しておこうと思います

ボクにはまだ、可能性があるようです