月別アーカイブ: 2015年9月

雲とヒコーキ

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雲について

雲があると
ヒコーキ写真に表情が出てくる

ファインダーで覗いていると
それこそ一瞬の反応だけれども
絵作りは楽しい

写真にできる間
といっていい

雲は刻々と変化する
ありきたりな言い方をすれば
一期一会

二度と同じ光景には出会わない

ただし、あくまでも主役はヒコーキなのだ
雲は助演でしかない

素晴らしい引き立て役をどう抜擢するか
そのキャスティングはこちらにある

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ヒコーキついて

主役を誰にするか
それによって立ち位置が変わる

これらはすべて超望遠単レンズで撮影したものだから
ヒコーキとの距離感は自分の足で稼ぐ

ボクはこの日
B787-9を主役と決めた

当然のことながら
B777-300やB747-8Iの真横ははみ出たし
B737-800や-700は小さすぎた

それらも狙うのであれば
エアバンドを聴きながら
その都度足で稼げばいい

それにしても狙うたびに思うが
B787-9はシルエットのバランスがいい

B787のスマートさを
一番感じる長さかもしれない

主翼の形も強調したかったので
右旋回し始めたこの瞬間が狙い目

本当は
はみ出さんばかり画面いっぱいに撮るのが好きなのだが
ヒコーキ単体で掲載されることを狙う写真か
デザインしやすい写真を狙うか

つまりは編集する人のデザイン心をくすぐる写真
レイアウトで融通の効く写真

ヒコーキ写真をどう世の中に出すか
アウトプットまで考えた写真

正解がない世界だからこそ
追求し続ければならない

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静けさ
無音
現実ばなれしている感覚

B787-8のスマートで静かなテイクオフ 

JALのB787-8の写真で
この日の撮影を切り上げた

曇りの状態であまり撮影はしないのだが
この写真はかなり気に入っている

フラットな柔らかな光
真っ白な塗装のJAL機
そして、穏やかで優しい空と雲

主脚収納扉が閉まりきっていないのが
またいい

LH_A340-600_D-AIHQ_HND_20150921_0001

A340-600は長細い

B787-9がスマートなら
A340-600はやせすぎ、かな

でもこのクラスのエアバス機は
飛んでいる姿が美しい

阿蘇くまもと空港

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先週の金曜日
天草と熊本での取材を終えて
阿蘇くまもと空港から帰京したが
最終便をとっていたため
少しだけヒコーキを撮ることができた

阿蘇が小規模噴火をした

「阿蘇の噴煙とヒコーキ」

と題して縦位置で撮ってみたが
まさかこの数日後阿蘇が大噴火をするとは
思わなかった

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それにしても阿蘇くまもと空港のロケーションは最高だ
山の大パノラマのおかげで写真に奥行きがでる

あらゆる季節で狙ってみたくなる空港だ

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何よりも外周から撮影しやすい
フェンスも低く空港全体を見渡せる

ご存知の通り
滑走路は日本には珍しく東西方向だから
日没の太陽と絡められる季節には
大いに盛り上がる

次のチャンスには狙ってみよう

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結局ボクの頭の中は
ヒコーキにどの角度からどういった強さの光が当たるか
がほとんどを占めているので
本来は日の出から日没までじっくり狙ってみたい

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ものの1時間ほどではあったが
十分に阿蘇くまもと空港の夕暮れ時撮影を堪能した

地元の人々もたくさんヒコーキを見に来ていて
とても賑やかで楽しい空港だ

理想の光の当たり方

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それは低い位置からバチっと強く
しかも背景はやや落ち気味

いわゆるスポットライトが低い位置から
当たっているイメージ

特にJALの「ONE WORLD」塗装機に
映える光だ

実はこの光
なかなか撮れそうで撮れない

冬場の早朝羽田空港第二ターミナルデッキか
夏場の夕方伊丹空港近くのスカイパークか

すべての空港でその光を追い求めた訳ではないから
いまだ探究心の塊ではあるが
いまのところ上記二箇所でしか捉えられていない

ここで難しいのは
ヒコーキのボディの白色の決め方

朝陽なんだから
もしくは夕方なんだから
白色が赤っぽくなるのは当たり前

しかしながらその赤をそのまま生かして
いい雰囲気になるかといえば
そうとも言い切れない

ましてや印刷原稿となり得るヒコーキ写真で
その赤っぽさは必要かどうか

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かといって完全な白色にするのは
不自然極まりない

ちょうど心地いい白色が必ずあるはず

ちなみにカメラのオートホワイトバランスは
一切使用していない

白色を探るのは
RAW現像時の楽しみの一つだ

ヒコーキ写真は天候に左右される

理想の光に出逢うべく
空港通いはやめられない

城南島の魅力

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城南島海浜公園からのショットは
飽きることがない

いたってシンプルなアプローチ写真ばかりになりそうだが
実に奥が深い

その奥深さを極めるべく基本的には
単レンズ1本勝負

コツコツ歩いて撮影ポイントを探る

この写真も空とヒコーキというシンプルな構成だが
ジェットブレストが効いている

たまらなく好きな写真だ

つばさ浜の改修工事が完成し
ヒコーキのほぼ真下へ潜り込むことができる

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少しアプローチコースからズレれば
ヒコーキの表情も出てくる

アングルを探る感覚が
楽しくてたまらない

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まるで海上から捉えたかのようなショットも
時間帯よって様々な表情を見せてくれるだろう

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城南島海浜公園にはヒコーキ撮影の醍醐味が
つまっている

そして撮るたびに新しい発見やひらめきがある

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オーソドックスなこの構図も
撮影ポイントで微妙に表情が変わる

空の具合、雲の具合
光の具合によっても当然のことながら変わる

城南島海浜公園からの撮影の魅力に
どっぷりハマっている