JPG FINE 撮影」カテゴリーアーカイブ

【2019.5.20】空の青さをそのままに

JAL B787-9 JA871J

空の青さをそのまま活かしたくて、所有しているレンズで1位2位を争う青空が綺麗に写るレンズで撮影をした。もちろん、撮りっぱなしのJPG写真だ。

レンズによって機体の白色、空の色、鶴丸の赤の色など微妙にそれぞれ違う。

色だけでなく、同じ露出設定にしても1/3段から1/2段、レンズによっては2/3段ぐらい違うものもある。

ぞれぞれの特徴を感覚的に理解しておくことも必要だ。

MAS A350-900XWB 9M-MAC

梅雨入り前の五月晴れは光線状態もよく、気持ちのいい写真が撮れる。何もせず撮りっぱなしで十分過ぎる綺麗さだ。

ALK A330-300 4R-ALO

空をやや濃くしたければC-PLフィルターを使用するのもアリだが、ストレートにいこう。

【2019.5.18】理想的な季節

朝の成田空港。RWY16運用時のヒコーキを1タミの展望デッキから撮影するときの光の当たり方は、今の季節が理想的な気がする。

ノーズ側へ理想的な角度で当たってくれて色温度も高く、白抜けがいい。

しかも陽炎が少ないときたものだから、願ったり叶ったり。取材前に関わらず夢中になって撮影していた。

さらに、雲がこのような濃淡のある背景を演出してくれて、さらに喜びが増す。

特にこの日はクリアな空気だったけどね。

すべてJPG撮影。

地味だけれど奥が深い明暗差を意識した写真

Nikon D5 80-400mm (260mm)
1/1000 f8 ISO200 C-PLフィルター
JPG FINE 撮影

地味、というのは
ころがり(タキシング中)など
派手な動きではない意味も込めているが
写真の醍醐味の一つに
明暗差を楽しむことがある

エアライナーの塗装は
基本的に白基調だ

当然のことながら
その白を白に見せるための
露出設定となる

例えば、展望デッキで
同行者などの人物を撮る露出設定と比較すれば
順光でエアライナーを撮ろうとすると
露出をマイナス方向
つまりは暗めに設定しないと
白が飛んでしまいがちだ

Nikon D5 80-400mm (155mm)
1/1000 f8 ISO200 C-PLフィルター
JPG FINE 撮影

ヒコーキ撮影では、晴れるのが望ましいが
雲が多いと、ある種のワクワク感が湧く

それは、太陽の光が照らす部分と
影になった部分
その明暗差を楽しむことができるからだ

C-PLフィルターも使用して
より強調することもあるが
極端に言えば、いかなる撮影時にも
光の明暗差しか念頭にない

そこの明るさが明るいか暗いかではなく
どれだけの差が、その世界の中にあるか

Nikon D5 80-400mm (400mm)
1/1000 f8 ISO100
JPG FINE 撮影

もちろん、主役であるヒコーキに
光が当たっていてほしい

もし当たっていなくても
ファインダーを覗きながら

「当たれ、当たれ」

と念じながらシャッターチャンスを待つ

当然のことながらカメラの露出設定は
光が当たったときイメージ通りに仕上がる
設定にしている

もし光が当たらなかったら
シャッターは切らない

取材や仕事は別ですよ
違う思考回路で撮っておりますので

あくまでも、自主的なヒコーキ撮影時の話です

Nikon D5 80-400mm (175mm)
1/1000 f8 ISO100
JPG FINE 撮影

ハミングバードディパーチャーする機に
光が当たっていなくても
落胆はしない(笑)

狙い方はいくらでもあるものです

たかが順光 されど順光

Nikon D5 80-400mm (80mm)
1/500 f8 ISO200 C-PLフィルター
JPG撮りっぱなし (リサイズ)

「とあるプロから、白を余して撮影する」
と教わりましたが、それに対してどう思われるか

という質問をいただいた

見解としては

白を余して撮る事に、間違いはない

恐らくポジフィルム時代から
白を飛ばさないように余して撮ってこられたであろうし
ややアンダー気味に撮影する方が
「写真が上手い」とも言われていた

Nikon D5 600mm
1/800 f8 ISO100
JPG撮りっぱなし (リサイズ)

今回掲載した写真たちは
サイズの関係でリサイズはしているけれども
あえてJPGの撮りっぱなしだ

私はポジの時代から
いかに白を白く見せるかにこだわって
白が飛ばないギリギリを狙って
露出を設定してきた

それは、デジタルになってからも変わらない

撮りっぱなし写真でも十分使えるものを
撮ることを考えている

と、取り立てて書くことではないけれども

「RAWデータで撮影しているから」
あとから調整できると撮影時にあまり追い込まない

ということも稀に耳にする

人ぞれぞれのやり方だから
自由でいいのだが

WB(ホワイトバランス) も同様だが
白が白く見えるようにというのは
とても大事なことだと思っている

夕暮れ時や月とのショット、夜景など
ドラマティックなシーンにいるヒコーキは
それだけでもカッコいい

そして、そのカッコよさをどう自分なりに捉え
表現するか

そこに作品性や個性が出てくると思う

ただ、あくまでも基本は
誰でも簡単に撮れると思われがちの
順光でのヒコーキをどう撮るのか

それは、日没後のほんのわずかな光をどう捉え
どう表現するのか、に匹敵して余りあるぐらい
重要かつ大事なことのように思えてならない

Nikon D5 80-400mm (400mm)
1/500 f8 ISO200 C-PLフィルター
JPG撮りっぱなし (リサイズ)

白が白く見えること
この AIR DO

ややトーンを調整したくなるが
これでも十分と見れば十分

Nikon D5 80-400mm (320mm)
1/500 f8 ISO200 C-PLフィルター
JPG撮りっぱなし (リサイズ)

Nikon D5 600mm
1/800 f8 ISO160
JPG撮りっぱなし (リサイズ)

この「白を白に感じさせる」ことは
基本中の基本なのかもしれない

そこを意識しているかいないかで
写真の仕上がりに大きな差が出てくる気がする

たかが順光 されど順光

ヒコーキ写真と向き合えば向き合うほど
その奥深さを痛感する

JPGとRAW

Nikon D5 80-400mm (400mm)
1/640 f8 ISO400 C-PLフィルター使用
RAW撮影 DxO PhotoLabにて現像

写真は並べてみると
一目瞭然だ

何でもそうだが
相対的に見た方が差がわかりやすい

微妙に時間帯の違う3枚の写真
明らかな差があるのがお分かりだろう

仕事のヒコーキ写真を納品する場合
特に意味合いのない色かぶりは丁寧に取り除く

日没が近くなるにつれて
色温度が落ちてくるので
カメラのホワイトバランスの設定を
「オート」にしていても
「白」を「白」として撮影するのには
限界がある

もちろん、JPG撮影した写真データを
「Photoshop CC 2018」を使って
色香ぶりを取り除く手段はあるが
そこはやはりRAWデータから現像して
仕上げた方がクオリティが高い

上の写真たちは

上段が JPG FINE 撮影

下段が RAW撮影 DxO PhotoLabで現像

したものだ

さて、ここで言いたいのは現像のことではなく
光の方向の話

この写真たちは成田国際空港の「さくらの丘公園」から
A滑走路(RWY16R)の離陸機を撮影したものだ

エアカナダの新塗装
ご存知の通りコクピットの窓周りが真っ黒

A350XWBのサングラス状態よりも
黒い面積が大きいので
もし自分でライティングを選べるならば
理想的には機種方向から光が当たって欲しい

またANAのR2-D2にしても
機種部分の濃いブルーに
光が当たって欲しい

と、頭の中では常に理想とするライティングと
目の前のライティングとの差を考えている

季節、時間帯によって常に変化をする
太陽の光の方向、高さ、強さ

その様々な変動要素の中で
限りなくベストを探る

シャッターを押す直前までが
フィルム時代をそう変わらないが
デジタルはシャッターを押した瞬間から
電気信号に変わる

フィルム時代に、どこの現像所に出して
ノーマルで出すか1/2増感するか
などを考えていたように

現像ソフトを使って仕上げるイメージをどう描くか

目の当たりにしたヒコーキをどう捉え
写真として、作品として昇華したいのか

それをできるだけ思い通り仕上げるために

撮影だけでなく、現像のテクニックが
必要となってくるのだ

FedEx MD-11F

MD-11Fの離着陸を日本国内で撮ろうと思えば
成田か関空の選択肢しかないかな

悪天候によるダイバード以外は

関空では展望ホールのオープン前に狙うとしたら
船上撮影が有効的だ

夏のこの青空の下で軽量なのか
成田へ向けて急上昇してクライムして行った

B767に匹敵する迎角の大きさといっていい

スクートやアエロメヒコのB787の
倍ぐらいの角度がないかな?
と思わせるほどの急上昇に見えた

とにかく運が良いね!

フェデックスは6月19日に、ボーイング767と777をそれぞれ12機ずつ
確定発注したとすでに報じられている通り
運行効率の良い機材への更新を進める

当然のことながら、MD-11Fの退役は時間の問題だが
フェデックスは今日現在で65機のMD-11Fを
世界中で飛ばしているようだから
案外もう少し長く飛んでくれているのでは?
なんて淡い期待を抱いているのだが

さて、どうなるか

Nikon D5 600mm
1/1250 f8 ISO160
JPG FINE 撮影
(3枚とも)

KIX 船上から

デジタルの可能性はシャドウ部を起こすことではない

Nikon D5 600mm+1.4テレコン(840mm)
1/1000 f8 ISO160
JPG FINE 撮影

デジタルだから
シャドウをそこまで黒くすることはない

と以前指摘していただいたことがあった

その時の写真はルフトハンザのA350-900だったので
機体下部が黒ではなくグレーの塗装になっているから
そこをきちんと再現しろ、という意味のご指摘だった

フォトグラファーは「俺の写真が一番だ!」
と思っている人が多いだろう

天狗になっている訳ではなく
その自信がなければ写真で飯は食っていけない

なので、そういった指摘は
とてもありがたい部分でもある

なかなか耳が痛いことは
他人は言ってくれないものだからだ

ただ、やはり撮影を重ねて思うことは
成り行きで落ちたシャドウ部

つまりは黒くなった部分を起こす(明るくする)
ことがいいとは思わない

その指摘してきた方は
元々完全な黒であるならば
黒く潰れていて良い

それでない部分が
黒く潰れているのは良くない

そう言った論理だ

実によくわかるが
実につまらない論理でもある

夏の太陽の光の中にあるヒコーキが
メリハリのあるコントラストの高い写真になるのは
想像に難くないが
それが妙にシャドウが明るめで
おとなしいトーンに仕上がった写真を見ていると
見た目の綺麗さとは裏腹に
全く心に響いてこない

写真の本質を口にする人に限って
中途半端なトーンの写真を量産する

デジタルのメリットや可能性を
ダイナミックレンジを広げることに見いだすのは
もはや抵抗感さえ感じる

フィルムの感度や特徴を変えることができるカメラ
としての解釈はあれど
シャドウ部を起こして明るくし
ハイライト部を抑えて白く飛ばさないようにすることで
メリハリのない写真になったら
それこそ力がない

なんの力か

人の心に響く力だ

Nikon D5 80-400mm(80mm)
1/800 f8 ISO320 PLフィルター
JPG FINE 撮影

「現像ソフトに依存している」

そのフレーズを見て
自分自身を省みるきっかけも
別の方から与えてもらった

ここ最近、JPG FINE 撮影した写真を
アップしているのもそのおかげだ

JPG撮影は設定次第だということも
探求することができた

先月行った「ド本気講座」でも

RAW撮影でなきゃダメなのか
JPG撮影ではダメなのか

でも触れたが
ここはまた、次回の「ド本気講座」でも
しっかりと語るつもりだ

露出もホワイトバランスも
追い込んで撮影すれば
JPG撮影で十分な部分もある

要は、自分のOKポイントを
どこに置いているかが
大きな差になってくる

さて、続きは「ド本気講座」にて!

次回は大阪で8月4日土曜日だ

乞うご期待!!

JPG FINE 撮影

Nikon D5 AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
1/1000 f8 ISO200 JPG FINE 撮影

マレーシア航空のA350-900(9M-MAC)
「ネガラク(マレーシアの国家「我が国」)」特別塗装機は
ど順光でこそ映える機体だと思っていて
昨日狙い通りに撮れた

成田のBラン34運用での着陸狙いが
光の当たり方としてはベストかな

Nikon D5 AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
1/1000 f8 ISO200 JPG FINE 撮影

撮影しながら耳を澄ますと

キジやウグイス
そのほかの小鳥のさえずりが聞こえてくる

爽やかに駆け抜ける風も感じながら
「いい季節だな〜」
と一人つぶやいてみる

離陸は11時ごろだったが
さくらの丘から狙った

まだまだトップライトぎみ

Nikon D5 AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
1/640 f8 ISO160 JPG FINE 撮影

さて、ここのところ
JPG FINE 撮影の写真を
アップすることを多くしている

以前前日に JPG撮影
次の日に RAW撮影

の比較をFBで掲載したが

JPGでどこまでクオリティをあげることができるのか

その後いろいろと試みていて
かなりいい感じまで上がってきている

今回アップした写真もJPG FINE 撮影だ

別にJPG撮影を推奨!!
RAW撮影を否定!!

というわけではない

撮影プラス現像
仕上がりイメージをしっかりと持ち
その仕上げに最適な露出で撮る

このスタンスは変わらない

しかしながら
現像しないでハイクオリティな写真が得られれば
それはそれで、その写真の最終形態によっては
十分なわけで

常々口にしていたことの
自己否定とも言えなくもない

凝り固まった頭とワークフローの
見直し、再構築

とでも言おうか

さらにDxO PhotoLabの凄さと使いやすさを
再認識しつつ

以前から耳にしていた
「フラッグシップカメラほどJPG画像がいいよ」
というフレーズについて

何がどういいか
何に対してならいいのか

いま改めて考えてみる

DxO PhotoLabが生み出す
ハイクオリティな写真がわかっているからこそ

「このレベルならJPGでもOK!」

との判断が下せる

つまりは、自分のOKポイントをどこに置くか

ここがとっても重要なのだ

ということも再認識している