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美しいか美しくないか

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美しくはない

航空会社の広報部としては
「もっときれいに見える写真を掲載してほしい」
となるだろう

ボクがいつもいう
「質感の表現」も
このトリプルセブンまでくると
ちょっと行き過ぎ感も否めない

そう、決して、美しくはない
きれいではない

しかしながら、美しくきれいだけが
すべてではない

この年季の入った機体から
何を感じ取るか

そこに迫りたい

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羽田空港の場合、西風が強いとRWYは16になる
冬のRWY16はなかなか新鮮だ

離陸はやや横風だが
RWY22やRWY23のランディングにはもってこい
この日は220度から25ノット程度の風が吹いていた

2タミのデッキはターミナルの建物で風が遮られているから
比較的穏やかな撮影ができる

だが、このスターアライアンスのトリプルセブンの写真から
風の強さが読み取れる

答えは波立った海面

これはセントレアやKIXなど
海に面した空港の冬場でよく目にする光景だ

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1タミのデッキは過酷そのもの

西風がもろに1タミのビルにあたり
デッキへ駆け上がってくる

ワイヤーは鳴き
レンズが煽られる

相当気合を入れないと
超望遠では離陸を捉えられない

ところで、SFJの黒を美しく表現するのは
白地が多いANAやJALへの迫り方と何が違うか

白か、黒か、だから
極端なことをいえば露出の差だけの気もするが
決め手は他にありそうだ

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美しいか美しくないか
人それぞれなこと

ボクが美しいと思ったらそれでいい

なんだけれどもだ

独りよがりな写真を見せられて
人はどう思うだろう

オシゴトの写真と作品としての写真は根本的に

撮り方が違う
狙いが違う
目的が違う

機体の捉え方
余白の取り方
露出に至るまで

すべて違う

オシゴトはそのオシゴトの目的と内容に沿って
適った写真を撮る

そこに、深澤明らしさのエッセンスを効かせる

結果、「深澤明の写真は他と違う」

と思っていただかなければ、世の中から必要とされない

それらに対する探求心とやる気は
相当なものだ

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作品はね

トコトンいくとこまでいく感覚
トライ&エラーの繰り返し

これでいい!

はなかなかないけれど
まだまだだと思う写真も
どんどん掲載していく

段々、でいいんだ
段々で

その段々が積み重なって
いつかとんでもないところへ
行ってしまうものだろうから

本当は下の写真の太陽の高さで
ヒコーキと絡んでほしかった

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空の色もきれいだし
太陽の光もちょうどいい

こっちの方が、美しい

まだまだだけれど
段々、ね