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【2019.6.15】テーマを決めて

Nikon D5 AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
AF-S TELECONVERTER TC-14E III
1/1250 f8 ISO200
JPGFINE

今後のこともあるので撮りたいテーマが城南島海浜公園であったのだが、先日ようやく2時間ほど時間を捻出して撮影してきた。

真夏の光も綺麗だが、梅雨時期の晴れ間もとてもいい光だ。

このクオリティならJPG撮影で十分だし。

Nikon D5 AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR
AF-S TELECONVERTER TC-14E III
1/1250 f8 ISO200
JPGFINE

A350は主翼幅が長いし、まったく反っていないのが正面からだとよくわかる。

最近思うのは、機体そのものを撮りたい私は、羽田と成田があれば十分すぎるほど撮りたいものが撮れてしまう。

どこかへ遠征に行こう、という気にあまりならないのはそれが原因だ。

地元の空港を愛し、撮って撮って撮り込む。

そして、撮るときは独りで。

これが私に一番合うスタイルだな。

A350を狙って

Nikon D5
AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
1/250 f8 ISO400
DxO Optics Pro 11で現像

このところ、A350にすっかりハマっている

SQのA350がHNDに着陸してくるのが
15時過ぎから15時半あたり

そして出発が16時40分

それぞれの瞬間をどこで撮るか

この問いに対する答えが
行動指針になる

とある日、人と会う約束があり
羽田空港にクルマを走らせた

HNDの運用をあまり気にしていなかったが
高速から見えるその光景はまさに
南風運用だった

「おおお ! RWY22でA350のアプローチが狙える」

と心が躍った

ランチミーティングを終え、急ぎ城南島海浜公園に向かった

実に何ヶ月ぶりかのRWY22アプローチを撮るチャンスだ
ワクワクが止まらない

JALやアメリカンのナナハチがアプローチしてくる
フライトレーダーによると3機目がSQのA350だ
もちろん、レンズはロクヨン

そしてついに、A350をインサイトした

あれこれシャッターを押すタイミングを
頭の中でシミュレートした

が、次の瞬間
エアバンドからは
「Missed-Approach」
の声が

SQのA350は右旋回をしながら上昇して行った

↑ Nikon D5 AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR
1/1000 f8 ISO100
DxO Optics Pro 11で現像

あららーーー

しかし、これによって太陽がより低くなり
結果的には普段では撮れない光線状態で
撮れることになる

再びRWY22アプローチしてきたSQのA350

↑ Nikon D5 AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR
1/1000 f8 ISO160
DxO Optics Pro 11で現像

機体正面からの低い光を受けている
理想的な条件だ

「Missed-Approach」してくれたおかげで
いい瞬間を捉えることができた

↑ Nikon D5 AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR
1/1000 f8 ISO160
DxO Optics Pro 11で現像

城南島海浜公園での作品の中でも
トップ3には入る光線状態の良さだ

↑ Nikon D5 AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR
1/1000 f8 ISO125
DxO Optics Pro 11で現像

その後も上の写真たちのように別の日に城南島からや

↑ Nikon D5 AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR
1/2000 f8 ISO125
DxO Optics Pro 11で現像

多摩川沿いからRWY34Lへのファイナルを狙ったり

↑ Nikon D5 AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR
1/1000 f8 ISO100
DxO Optics Pro 11で現像

雨の日、1タミデッキから狙ったり

↑ Nikon D5 AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR
1/320 f8 ISO640
DxO Optics Pro 11で現像

↑ Nikon D5
AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
1/500 f8 ISO400
DxO Optics Pro 11で現像

知人から教えてもらったポイントから狙ったり

↑ Nikon D5
AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
1/250 f8 ISO400
DxO Optics Pro 11で現像

SQのA350を中心に行動していた

これから日が伸びてくるにつれて
きっとSQのA350はいろんな表情を見せてくれることだろう

いまから楽しみで仕方ない

SQ A350-900

【Nikon D5 AF-S NIKKOR 600mm f/4G ED VR
1/800 f8 ISO100 DxO OpticsPro11で現像】

HNDベースと自負しながら
SQのA350-900のランディングからスポットまでを
ようやく撮影できた

諸々の都合で2タミのデッキ付近から
インタミデッキまで猛ダッシュして
何とか到着に間に合った

【Nikon D5
AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
1/640 f8 ISO100 DxO OpticsPro11で現像】

A350と向き合って
この機体の特徴を表現するにはどうするか
をよく考えるようになった

【Nikon D5
AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
1/640 f8 ISO100 DxO OpticsPro11で現像】

普通の写真を普通に撮ることも
ときには大切なこと

【Nikon D5
AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
1/640 f8 ISO100 DxO OpticsPro11で現像】

光的にはいい時間に到着してくれる

次はどこで狙おうか

マニアックな視点

NH_B777-200_HND20150511_02

白い雲と薄い青空の境目ではエンジン噴射が見えている
写真をクリックしてできるだけ大きくしてご覧いただきたい

これが青空だけ、もしくは白い雲だけが機体のバックにあったら
エンジン噴射を捉えることができただろうか

離陸やタキシング、着陸直後のショットなどでは
エンジン噴射を捉えやすいがアプローチ中のヒコーキでは
案外捉えられない印象がある

そこをあえて狙うのもずいぶんとマニアックな視点だなと
自分でも思う

最たるものはこの写真かも

NH_B777-200_HND20150511_01

垂直尾翼のANAの最初のAにエンジン噴射がかぶっている
いやいや、実にマニアックだ

ところで、城南島海浜公園は実に面白い

羽田空港のRWY22ランディングを間近で見ることができて
カメラを持ちヒコーキを狙っている人々も多い

7割ぐらいの方が広角系で狙っているように見受けられる
空を広く捉えてヒコーキが翼を広げて気持ちよく飛んでいる姿は美しい

ボクはほとんど望遠系で狙う

羽田空港を離発着するヒコーキを展望デッキ以外で
これほど間近で捉えることができるポイントは他にない

だからこそ、グッと迫りたい

NH_B787-8_HND20150511_01

SQ_B777-200_HND20150511_01

それにしてもシンガポール航空(SQ)のRWY22へのアプローチは
高度が低い場面をよく目にする

先日は羽田のタワー管制(118.575KHz)から
「Your altitude is low,check please!」
と言われていた

そのときは見ているボクが「ドキっ!」とするほど高度が低く
ちょっと焦った

これまた、マニアックな話でした!

夕暮れの逆光

20150212HND_ace_0002

人によって仕上がりの差が一番出るのが
夕暮れの逆光写真の面白さだ

機体のほとんどがシャドウ側になるわけで
どのぐらいの明るさで表現するか

感性の差が出やすい

波長の長い赤い光が世界を包み込み
人の感情が揺さぶられる

その気分のままにシャターを切るも
なかなか想い描いたショットにならない難しさがある

20150212HND_ace_0007

露出の設定はややアンダー気味(-1段ぐらい)に撮る
理由はPC上で背景とのバランスをあとで取りたいから

ちなみに撮影はすべてRAWデータで記録している
JPGは撮らない

フラグシップ機やそれに近いカメラ
つまりニコンでいえばD4やD4s、D810などは
JPGで十分という方もいる

確かにRAW+JPGで撮影して後からPCで見ると
JPGの絵作りの素晴らしさを実感できる場面も多い

カメラメーカーとしても
自慢の写真データと胸を張るだろう

ここで重要なのは

「RAWで撮りPCでパラメータを調整して写真データを書き出す」

という一連の流れは何を意味するのかということ

「デジタルだからあとで何でもできる」

一見超ポジティブな発言に聞こえるが
実は超ネガティブだ

広告代理店や制作プロダクションの方が発言するのを
何度も聞く

色やトーンの調整領域を超えて
不要物の消去や合成も可能ですよ

と言いたいのだろうと想像に難くないが
デジタルカメラで撮ることを
そこだけに落とし込んでもらいたくない

上記の一連の流れは

「撮影者の意図や意思、想いを写真に込める」

という意味なのだ

撮影者はクライアントや広告代理店、制作プロダクションの方の
意図や意思を写真に反映させやすいともいえる

それはポジフィルム時代から変わらないことだが
よりコンセンサスを得やすくなった

そしてその意図や意思、想いが自分自身のもので
しかも自分自身が撮影する場合
デジタルカメラほど最強の手段はないことを意味する

20150212HND_ace_0011

日没も近くなると
機体の表現も明るくなりすぎないようにしたい

重要な要素は間違いなく色温度

色温度の数値を大きくしていけばいくほど
黄色く夕暮れらしくなる

そこにマゼンタをどのくらい混ぜていくか
裏を返せばグリーンの色かぶりをどのくらい排除するか

パラメータ調整の肝はソコだ